伊勢神宮に行ってきました!
こんにちは。
だいぶ紅葉がきれいになってきましたね。
今週は通訳部よりお届けいたします。
先日、初めて伊勢神宮に行ってきました。
午前5時から参拝ができるとガイドブックに書いてあり、せっかく来たのだから行ってみようということになりました。
本当の理由は、旅館で早朝参拝する人にはおにぎりを持たせてくれるという情報を仕入れたからです。
真っ暗な中、4時半に起きて準備をし、旅館の1Fでおにぎりを探しましたが見当たりません。
置いてあったのは、直径10cmくらいの平べったい形をした堅パンというもので、昔の人が参拝の時に持参していたとのこと。
「おにぎりが良かったな・・」と思いつつ、堅パンをポケットに忍ばせて、いざ出発しました。
大晦日のように神社に向かう人がぽろぽろいるのかと思っていたのですが、外は真っ暗闇で人の気配がありません。
神社の近くなので危険なことは無いと思いつつ、堅パンをほおばりながら真っ暗な道を急ぎ足で進みました。
おかげ横丁という商店街に入ると、開店の準備をしているお店から明かりが少し漏れていて、少し安心しました。
ちなみに堅パンはほんのり甘く、甘食を固くしたような味です。
思ったより美味しかったですが、口の中がぱさぱさになりすごく喉が渇いたので、堅パンを食べる時は飲み物が必須です!
やっと伊勢神宮の内宮に到着すると、入り口に警備員の人がいてほっとしました。
あたりはとても静かで、真っ暗な中、自分たちが砂利道を歩く音だけが聞こえます。
たまに暗闇から参拝を終えた人が現れるのでドキッとしますが、何とか正宮(参拝するところ)まで進みました。
昼間の正宮は人だかりのことが多いですが、早朝は他の人とかぶらずにお参りができて、貸し切り状態です。
空が薄ぼんやり明るくなってくるとより綺麗で、空気も澄んでいて、本当に早朝参拝をしてよかったなと思いました。
ちなみに伊勢神宮は「外宮」と「内宮」があり、外宮→内宮の順番で参拝するようです。
初日に外宮を訪れた際、木の囲いの中にいる白い馬を見つけました。
囲いはとても狭く、ほとんど動けない状態だったので、「窮屈で可哀想だな・・」と思ってじっと見ていたのですが、
後から聞いたところ、「神馬(しんめ)」という神様に使える馬だったようです。
いつも外宮にいるわけではないということで、見ることができてラッキーでした。
この日はものすごく良い天気でしたので、新馬のお陰かなと思いました。
悲しそうな顔に見えていましたが、「神馬」と聞いた後は、神聖な表情に見えてきました!