BLOG&NEWS

読書会

ハイキャリア編集部

拝啓!通訳・翻訳者の皆様へ

始まりは2022年の冬のXの投稿。「(1年完成コース)2023年は「フィフティ・ピープル」原書をじっくり読もう!」という企画に応募したことから私の読書会ブームが始まりました。

なんと韓国語初心者でもOKだという。この本は2020年に翻訳本が出たときに読んだことがあり、その時の自分の読書ノートをみたらめちゃくちゃ感動してたし、「フィフティピープル」は51人の登場人物がいて、ひとり1章ずつ話が進むから、1年通してで51人(51章)読んでいくってなんかすごい!と初心者の分際で申し込みました。応募者多数だったんですが、なぜだかやる気に満ちていたので速攻申し込み間に合いました(笑)

1年って52週?なんですよね。
ということは毎週?というのを深く考えていませんでした…

2023年はそういうわけでほぼ毎週、日曜日の21時~22時半、Zoomの読書会に参加しました。
1章だいたい10ページ前後なんですが、なんせ初心者なのでひたすら辞書を引きまくって読んでいました。毎夜、もちろん週末も。読まなきゃ始まらない。

日頃の私であれば1か月くらいで挫折するはずなのですが、途中でやめない、やめられなくなって、気が付いたら年末。あれっ、1冊原書で読みきりましたね、わたし、という自分ほめの1年を過ごしました。韓流おばちゃんだけど、ドラマ見てるだけじゃないよ!って言いたかっただけかもしれません(笑)

原作ももちろん素晴らしかったので、原作の面白さに引っ張られるところも多かったと思うのですが、みんなで読み進めていくという謎の推進力を感じました。楽しいんですよね。
あの楽しさを表現するのは難しいですが、それが原文を味わうということなのかもしれません。

読書会は翌2024年には「82年生まれキム・ジヨン」そして今年はノーベル文学賞を受賞されたハン・ガンさんの「少年が来る」を読んでいます。内容の難しさ、重さに立ち止まることも多いのですが、内容理解が深まり、原文の難しい表現もひとつひとつ解決していきます。
今年はまだ始まったばかりですが、たぶん最後まで読み切るはず。

 

Written by

記事を書いた人

ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

END