皆さんこんにちは。今週は翻訳部よりお届けします。

最近、寝る前や休みの日など、ぼーっとSNSや動画サイトを見ている時間が増えていることに気が付きました。あっという間に時間が溶けていくのに、不思議なもので、見た内容はほとんど覚えていないんですよね。そして週末の「スクリーンタイム」を見るたび、悔しくなるのです。

面白いものや美しいもので溢れているこの世界、どうして私は画面ばかり見ているのか！！と……。

そこで私は、様々な形での「デトックス」を意識するようになりました。

まずは、「デジタルデトックス」。SNSアプリを開き、１日１時間の制限をかけます。便利な機能で、制限がくると

「タイムアップですが、どうしますか。あと５分だけ見ますか。それともやめますか。」

みたいな感じで優しくお知らせしてくれるのです。緊急の用事がある場合は５分間でささっとチェックすることもできるし、なんとなーく開いたのであれば、そこで「はっ」と踏みとどまることができますよね。

スマホを使わなくなった分、読書の時間をつくるようになりました。

『彼女たちの場合は』江國香織ー最近の愛読書。いとこ同士の少女が、二人だけでアメリカを旅する物語。

それから「頭のデトックス」。最近、音楽を聴きながら歩いたり、動画を見ながら片付けをしたりしていると頭の中がまとまらないような、忙しないような、不快な感覚になるのです。

そこで最近は、片付けや歩く際は何も音を流さず、周りの物音や風、体の感覚に意識を向けるようにしています。それだけで自律神経が整うような感覚があります。

考え事や思いついたことは、スマホではなく紙に！自分で製本した和紙の手帳は、普通のコピー用紙と書き味が違って面白いです。

スマホが生活必需品となった今だからこそ、お休みの日は神経もお休みさせて心穏やかな冬を迎えたいと思います。

暖かくして、お過ごしくださいね。😊

翻訳部からお届けしました。