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大吉原展
今週は通訳部よりお送りします。
先日、「大吉原展」に行ってまいりました。
自慢じゃないが、昔から歴史が苦手な私は事前知識をほとんど持たないまま観に行ってしまいましたが気が付いたら予定していた時間より長く滞在しておりました。
写真、画や書だけでなく、当時の街の様子、季節ごとの移り変わりを再現した映像や音楽や声が聞こえてくるような模型や人形が展示されており、その場を離れるのが惜しくなるほど。
華やかな世界とその裏にある波乱や階級。一つの波乱がこうやって歴史を変えていたのかと初めて知る(いや、忘れている?)事も多く、無知な自分を恥ずかしいと思いながらも、感動もあり。なんとも素敵な展示会でした。
帰りは少し遠くの駅まで散歩したのですが、住宅街を歩いているとどこからともなく 三味線の音が聞こえてきました。
恐らく教室のお稽古中だったのだと思うのですが、まるで吉原の世界に迷い込んだような不思議な気持ちになりました。