「愛の不時着」だけでいいの?
今週は管理部よりお送りします。
いつまで韓流を引きずっているんだと少し肩身の狭い思いをしていた私ですが、ある日Netflixで「愛の不時着」がスタートして以来、わが意を得たりです。
「愛の不時着」見た?とう会話がいろんなところで聞かれるようになり、あんな人もこんな人も見たよと言う。これはひょっとして、かつての「冬のソナタ」が1周して戻ってきたかのブームです。このままいくとかつての「天国の階段」や「美しき日々」の流れがくるの?と思っていたら、きましたね。「梨泰院クラス」も見た方は多いと思います。
しかも韓国での放映が終わるやいやなNetflixで日本でもすぐに視聴できるという時代がやってきました。
これを幸せといわずしてなんというか。帰宅後は家事を流れ作業のごとくすませ、毎夜テレビの前での至福の時間を過ごしています。昨年から怒涛のようにドラマを見続け、ある程度Netflix上の主要ドラマを見つくした上で、地味だけれど、見終わったあとにほんの少し暖かい気持ちになるドラマをご紹介したいと思います。
「マイ・ディア・ミスター 私のおじさん」
前半、とにかく暗い、暗いからもう見るのをやめてしまおうかと思うくらい不遇な女子の話から始まりますが、ドラマの前半からこのラストが想像できただろうかというぐらい予想を裏切った最高傑作。「幸せになろう」というメッセージがガツンと伝わるドラマです。
「刑務所のルールブック」
国民的なプロ野球選手がある事件から刑務所へと転落。刑務所での個性豊かな面々との生活の中で、無骨な彼が回りを少しずつ変えていきます。とにかく人物描写が素晴らしく、とはいえ犯罪者たちですので、苦いエピソードもありますが、笑わせ、泣かせます。
「恋のスケッチ 応答せよ1988」
応答せよシリーズは1994、1997とこの1988と3作ありますが、私は1988がお勧めです。
このシリーズは現代の中年のカップルが登場し、さて1988年(1994年、1997年)の誰と誰が結婚したんでしょうかという謎解きもありつつ、過去の青春時代をじっくり描くというもの。1988年といえばちょうどソウルオリンピックの頃です。青春、親子、兄弟、家族関係がじっくり描かれ、しみじみします。
韓国ドラマ3作紹介しましたが、30作くらい紹介したい!気持ちです。
Netflixでは他の国々のドラマも見ており、台湾のアスペルガーの刑事ものやアイスランドの女性刑事もの、ベルギーのサイバー警察もの(おや、刑事ものばかり)もあります。これらは次の機会に。
秋の夜長にいかがでしょうか。