テンナインアカウント人材サービス部紹介ー3
企業内でスタッフに就業いただく上でどうしても起こってしまうのは様々なトラブルです。今回はそんなトラブルにコーディネーターがどう対応するのかというのをご紹介したいと思います。
その案件1度きりで終了する単発の通訳・翻訳とはまた異なり、長期的に企業内で働くが故のいろいろな悩みが発生します。そのためコーディネーターのところには日々大小さまざまな相談が寄せられます。例えば、スタッフからの相談で多いのは就業環境のことや人間関係に関することです。休憩が取れないくらい忙しい、通訳・翻訳のパフォーマンスがうまく出せない、チームの方や指揮命令者の方とうまくコミュニケーションが取れない、などなど直接クライアントに相談するのが難しい内容がやはり多いでしょうか。読んでくださっている皆さんもそうだと思いますが、仕事をする上で悩みや心配はないに越したことはありません。場合によっては仕事のパフォーマンスも落ちてしまうでしょう。
まずはしっかりとスタッフから話を聞き、どうして欲しいのか、どういう方向に持っていければ一番いいのかということを考えます。その上で、クライアント側に交渉や相談を行います。その相談も一方的にこちらの要望を主張するだけではうまくいきません。どのタイミングで、どの順番で話をするかというのもとても重要です。就業環境の改善をお願いする時にも、「このように環境を整えていただければより高いパフォーマンスを発揮できる」といったように、クライアント側も望んでいることを提案することが必要でしょう。
もちろん、スタッフの中には今の状況に関してただ話を聞いてほしいという方もいます。悩みや気がかりなことが企業体質に直結しているようなものなら劇的な改善は難しいこともあるからです。私たちは長くスタッフに働いていただきたいと思っているので、どう気持ちを切り替えるか、どう折り合いをつけるかというアドバイスをさせてもらうこともあります。
とはいえ、トラブルの中には突発的に発生するものもあります。とりわけコーディネーターが知らないところで問題が起こっていたというような場合には状況の把握に時間がかかり、対応がとても難しくなります。例えば過去に起こった大きなトラブルを例に挙げると、ある日突然派遣スタッフが出勤していないと派遣先から連絡が来たことがありました。スタッフに電話してもつながらず、自宅まで向かってようやく事情を伺い、派遣先には状況を説明・・・。こんなトラブルはスタッフにとってもクライアントにとっても、そしてテンナインにとってもマイナスでしかありません。事前に小さなトラブルの種を見つけるためにも定期的にスタッフと連絡を取り、勤務環境に問題がないか、困っていることや不安なことはないか早めに解決していくことが必要なのです。
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