テンナイン通訳部紹介:通訳コーディネーターの1日
ハイキャリア20周年企画としてテンナインのことを紹介していく本コーナー。今回からは通訳部、そしてテンナインの通訳コーディネーターのことを皆様に知っていただきたいと思います。
通訳コーディネーターがどんな仕事をしているのか、なかなか想像がつかない方もいらっしゃるでしょうか。簡単に言ってしまえば、依頼を下さるお客様と通訳者さんの間を取り持ち、依頼された案件がより良い形で進むようにサポートする仕事です。今回はまずテンナインの通訳コーディネーターがどんなふうに1日を過ごしているのか、その一例を紹介していきたいと思います。
■出社~午前中
前日の退勤後に届いているメールをチェックします。当日の案件依頼が来ていないか、資料が追加で届いていないか、その他なにか急な連絡が来ていないかをまずは確認していきます。その後は通訳者さんのお手配を進めたり、少し先の案件に関してお客様と確認を進めたりしています。
■午後~15:00ごろ
確認できている案件詳細を元に翌日の依頼書を作成していきます。依頼書というのは通訳案件の詳細を全て記載したものです。当日の集合時間や場所、緊急連絡先、会議内容や誰が参加するのかなどが書いてあり、通訳者さんが読めば案件のことが全てわかるようになっています。また、テンナインではパナガイドという通訳機材のレンタルも行っているため、その発送の準備を行うこともあります。
■夕方以降
通訳者さんへ依頼書や資料を送っていきます。また、お客様や通訳者さんから細かい質問が入れば、それを都度確認し、対応していきます。資料や情報をお客様に最終確認することもあります。翌日の案件に漏れがないかを確認するのもこの時間のことが多いでしょうか。最終確認に時間がかかってしまう場合も多いので、通訳部では夕方以降が一番忙しい時間帯です。
ここで書いたのはあくまで一例ですので、案件の状況などによって全く異なる1日となることもあります。会議の時間が急に変更になった!当日に急な会議が発生してしまった!という連絡をいただいた際には急いで通訳者さんに都合を確認したり、新たな通訳者をお手配したりしていますし、最近はWEB会議での通訳も増えたため、回線トラブルの連絡が入るなんてこともあります。
コーディネーターの仕事は本当に幅広く、お客様の要望も様々です。できる限りお客様の要望に沿いつつ、通訳者もいいパフォーマンスをするためにはどうしたらいいのか、そんなふうにコーディネーターは日々頭を悩ませ、会議の成功のために調整を続けているのです。