テンナイン代表 工藤浩美インタビューその2:好きなコーナーと醍醐味
テンナインの代表、工藤浩美のインタビュー第2回目は、ハイキャリアについてもう少し深掘りしてみました。好きなコーナーについて尋ねてみると、仕事に対する考え方も聞くことができました。
―ハイキャリアの中で好きなコーナーはありますか?
工藤:やっぱり通訳者インタビュー、翻訳者インタビューじゃないかな。私はコーディネーションの一番の面白さっていうのは意識の高い人と仕事ができることだと思っているんですね。通訳者、翻訳者になりたい方ってもともと学歴も高いし頭もいい人が多いんですが、第一線で活躍している方々は皆さん死ぬほど努力して勉強していますよね。そういう意識の高い人に囲まれていると、人生ってよくなると私は思っているんです。刺激されるでしょう?凹むことがあってもあの人あれだけ勉強してこれだけパフォーマンス出してるんだからもうちょっと私も頑張ろうとか、そういう気持ちになるんですよね。それがすごく楽しかったんですね。
ハイキャリアインタビューは通訳者、翻訳者さんにすごく深く質問ができるのでそういう意味ではとても好きなコーナーです。インタビューの中で実は通訳者を目指したときにハイキャリアの記事よく読んでいたからこうやって自分がインタビュー受けられるのはすごく光栄って言っていただけることもあって嬉しいですね。
勿論私のブログも日々のちょっとしたことしか書いていないけれどあれだけ記事を書いたので愛着があるし、あとはスタッフブログもよく見ています。今は社員の顔をホームページに公開するとかはなかなか難しいんだけど、スタッフブログを読むと人となりがちょっとわかるでしょう?そうするとただ仕事のメールのやり取りだけじゃなくて、登録者の方とコーディネーターの距離が近づくと思うんです。
少し前になるんですが、テンナインと他社で2社同時に派遣のお仕事が決まった方がいました。 それでどっちを受けようかっていう時にその方が私のブログを読んでくださったんです。その時のブログでたまたまどんな仕事をするかより誰と仕事をするかだって書いていたんですね。それでその方はテンナインの仕事を選んでくれた。後からその方からメールをもらって「工藤さんのブログを読んで本当にそうだなと思いました。どんな仕事をするっていうよりも誰と仕事をするかだと思うので、僕はテンナインのほうの仕事を受けます」って。それはすごく嬉しかった。
うちは社内にIT専門の人がいるわけでもなくて、ハイキャリアは本当に手作りで作っているサイトですが、テンナインでやるから価値があると私は思っています。実はテンナインに登録してからハイキャリアはテンナインが運営していたことを知ったという方も多いんです。あまりテンナインと打ち出してこなかったのは会社を知って欲しいというよりは、通訳・翻訳業界を目指す人を増やしたかったからなんですね。みんな情報がないからどういう勉強をしたらいいのかわからないとか、どうやって通訳者、翻訳者になったらいいかわからないって悩んでいるので、そこの情報を発信することに意味があるなと思っています。
次回はテンナインの駆け出し通訳者・翻訳者応援制度について聞いていきます。
どうぞお楽しみに!