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あなたの英語は大丈夫?必ず伝わるビジネス表現

第3回 好印象を与える肯定形

英語では、同じ内容の文章でも、肯定形を使う否定形を使うかでニュアンスが大きく変わります。
特にビジネスの場面では、否定形を使って「できない」ことを伝えるよりも、肯定形を使って「できる」と伝える方が相手に好印象を与えます。

△ I don't have time for the meeting on Tuesday.
(火曜日はミーティングの時間が取れません)

◯ I have time for the meeting after Tuesday.
(水曜日以降であればミーティングの時間が取れます)

△ I am not familiar with all aspects of this project, but I think...
(このプロジェクトについて全てを把握しているわけではないのですが、~と思います)

◯ My coverage includes most aspects of this project, and I think...
(このプロジェクトについては概ね把握していますので、~と思います)

【解説】
同じ内容を伝えるにも、肯定形にするだけで相手に与える印象をポジティブなものに変えることができます。
また、2つ目の例文のように日本語では謙遜のつもりで使った否定形が、英語では自信がなさそうなネガティブな印象を与えてしまう恐れもあります。肯定形を使うことでポジティブな印象を与えるだけでなく、その後に続く意見に説得力をもたせることもできます。


第2回 コロンとセミコロンの使い分け

今回は、意外と知らない方も多いコロンとセミコロンの使い分けについて解説します。
次の例文の括弧にはそれぞれ、コロンとセミコロンのどちらを入れれば良いでしょうか?

The town hall meetings will be held in three locations worldwide ( ) Tokyo, Japan ( ) New York, USA ( ) and Paris, France.
(タウンホールミーティングは、世界3か国で開催されます。日本の東京、アメリカのニューヨーク、フランスのパリです。)


【解説】
正解は
The town hall meetings will be held in three locations worldwide: Tokyo, Japan; New York, USA; and Paris, France.
です。

コロンは、何かを列挙する前に使います。上の例文では、「日本の東京、アメリカのニューヨーク、フランスのパリ」という3つの項目を列挙する前に、コロンを入れています。コロンを挟んだ左右の文章は=で結べる内容になるので、上の英文でも「タウンホールミーティングが開催される3か国」=「東京、ニューヨーク、パリ」と、=の関係になります。

対してセミコロンは、列挙する内容をカンマだけでは区切れない時に使います。例えばTokyo, New York, and Parisであれば、カンマだけで区切ることができます。しかし、上の例文をカンマだけで区切ってTokyo, Japan, New York, USA, and Paris, Franceとすると「東京」、「日本」、「ニューヨーク」、「アメリカ」、「パリ」、「フランス」と6項目が列挙されているかのように見えてしまいます。そこでTokyo, Japan; New York, USA; and Paris, Franceと、項目ごとの区切りにセミコロンを入れることで、項目の区切りがわかりやすくなります。

セミコロンにはこの他にも、「関連の強い2文を接続詞の代わりにつなぐ」という役割もあると日本の文法解説書には書かれていることがあります。
例えば
We see a new trend in our industry; we are expected to develop our product accordingly.
(この業界に新しいトレンドが生まれています。私達は、それに基づいて製品を開発することが求められています。)
という英文では、Thereforeという接続詞で2文をつなぐ代わりにセミコロンでつないでいます。しかしネイティブの言語学者らの間ではこの用法はなくすべきだという説もあり、使わない人が増えていますので、セミコロンを接続詞の代わりとしてあえて使用する必要はないかもしれません。


第1回目 As you know「ご存じの通り」

みなさん、はじめまして。
テンナイン・コミュニケーションの英語教育事業部です。
私たち英語教育事業部では、英会話講師がクライアント様の社内に常駐し、オフィス内を英語環境にすることで社員の英語力向上を目指す「オフィス内英語学校」を運営しています。
通訳者の英語学習法「シャドーイング」を取り入れたレッスンもご提供しています。

このコラムでは、辞書やネット検索ではなかなかわからない英語の微妙なニュアンスの違いや言い回しなどを、ネイティブ英語講師と通訳者が解説いたします。
特にビジネスで英語を必要とされる方々にお役に立つ内容を発信していきますので、ぜひ楽しみにしてください!

第1回目はAs you know「ご存じの通り」について解説します。

「ご存知の通り」という意味のas you knowは使いやすい表現ですが、実は少し注意が必要です。

△ As you know, Tom will be taking over the project.
(ご存じの通り、トムがプロジェクトを引き継ぎます。)

※相手がその事実を知らない可能性がある場合
◯ As you might know, Tom will be taking over the project.
(ご存じかもしれませんが、トムがプロジェクトを引き継ぎます。)

※相手がその事実を十分に知っている場合
◯ As you may know better than I do, Tom will be taking over the project.
(私よりも十分に把握されているかもしれませんが、トムがプロジェクトを引き継ぎます。)


【解説】
もし相手がその事実を知らない時に使った場合、as you knowと言ってしまっては、相手が気分を害してしまうかもしれません。そういった事態を避けるためには、「相手がその事実を知らないかもしれない」という前提で、as you might knowを使うのがおすすめです。またこれとは逆に「相手がその事実を十分に知っている」ということであれば、as you may know very wellやas you know better than I doといった謙遜表現を使うことで、相手が知っていても繰り返し言うべき内容を円滑に伝えることができます。ぜひ相手の状況を考慮したas you knowの使い分けをマスターしてみて下さい。



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