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チャンめぐみのちょこっと中国NEWS

中国ちょこっとニュース Vol.178

■中国通信機器大手の華為、エリクソン上回り設備売上高で世界最高

サーチナ、 4月1日

 中国通信機器大手の華為技術が3月31日発表した2013年の売上高は前年比8.5%増の2390億元(約4兆円)、純利益は同34.4%増の210億元だった。売上高はスウェーデンのエリクソンを上回り、通信会社向け設備を主力とするメーカーとして世界最高となった。


■中国のEC事業、取引規模が160兆円を突破

人民日報海外版、3月21日

 中国電子商務研究センターは19日、杭州市で「2013年中国電子商取引市場データモニタリング報告書」を発表した。
 中国の電子商取引市場の取引規模は2013年に10兆2000億元(約166兆2600億円)に達し、2012年の8億5000万元(約138兆5500億円)から29.9%増となった。


■中国のIT企業は世界を覆すか、世界に覆されるか?

人民網、3月25日

 テンセントの現在の時価総額が1500億ドルを上回り、すでにインテル、シスコ、HPなど米国の伝統あるIT大手を上回った。中国という巨大な市場において、テンセントやアリババなどのIT大手は入念に事業に取り組み、勢いに乗って前進し、世界も羨む成果を獲得した。しかしその輝きの裏に潜むリスクには注意が必要だ。中国のOSや重要チップなどの基礎技術面の開拓能力に限りがあるため、中国のインターネット発展には「転覆」の危険性があるのだ。
 例えばスマホ用OSは、アップルとグーグルの2社に独占されている。この構造の中、中国のモバイルネットワークの発展の命脈は、海外企業にコントロールされている。
 グーグルのアンドロイドは開放的なプラットフォームだが、OSのアップグレードの中に「怠慢」があれば、中国IT企業の製品の機能と使用感が大幅に割り引かれる。
 陰謀論の面から見ると、米国政府はハイテク企業を「戦略的資産」として挙げることを忌避していない。これは米国が各国のハイテク企業の発展に対して、「レッドライン」を引いたことを意味するのだろうか?制限を受けない強者に自ら支配権を放棄させることは、おそらく天に登るよりも難しいだろう。
 中国のIT企業が世界に進出し、世界での競争の中でシェアを切り開くためには、基礎を固め、革新の研究を重視する必要がある。1500億ドルという金額は、莫大な規模の事業を示しているが、同時に警戒を引き起こしている。世界を覆すか、世界に覆されるか、これは一つの問題だ。


■習近平主席がドイツ訪問で手に入れたい5つのものとは?―ドイツ紙

参考消息(電子版)、3月30日

 3月28日、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは、中国の習近平国家主席がドイツを訪問し、ガウク大統領やメルケル首相と会談したことに関連し、中国がドイツに求めているものを指摘した。
 中国との交流で、ドイツ経済界が求めるものは新たなマーケットであり、ドイツ政界が求めるものは北朝鮮やシリア、イラン、ロシアなど"不安定な行動"を起こす国とのコミュニケーションや地球温暖化問題など大国としての国際的な責任だ。一方、中国は何を求めているのか?それは次の5つである。
1.技術
 中国はドイツの先進的なテクノロジーに興味を示しており、その見返りとして巨大なマーケットを提供しようとしている。
2.高付加価値を生みだす機器・設備
 中国は自国製品をより優れたものにしようとしており、そのための機器・設備を必要としている。中国は世界最大の
 機器・設備生産国ではあるものの、品質という観点から見ればドイツとは比べ物にならず、中国がドイツから輸入
 する専門機器・設備はますます増加している。
3.超一流のブランド
 中国はドイツ自動車産業にとって最も重要な市場だ。フォルクスワーゲンが販売する自動車は4台のうち1台は
 中国市場で売れている。中国人はドイツの品質や技術、特にドイツのブランドイメージに大金を使う意向を持っている。
4.クリーンな環境
 中国人は悪化する環境汚染に大きな不満を抱いており、中国はドイツの経験と技術を必要としている。
5.尊重
 習主席は「友好は尊重、信頼、寛容の基礎の上に成立するが、国家の交流もまたしかりだ」と語っている。


■世界で躍動する「中国のおばさん」、冷静さを呼び掛ける声も

レコードチャイナ、 4月1日

 金相場が昨年4-6月にかけて下落し、中国の中年女性が競うように金を買い占めたため、米ウォール・ストリート・ジャーナルが中国語で「おばさん」を指す「dama(大媽)」という言葉を使い、「世界の金市場に影響を与える新鋭軍」と同現象を報道した。そして、「dama」という言葉が世界で広く知られるようになった。
 家庭の財布のひもを握っているだけでなく、時間があり、投資の意欲もある「dama」達は、金市場だけでなく、その他の財テク市場でも活躍するなど、さまざまな分野で台頭している。「dama」は今や、ウォール街で金を底値買いする力を持つだけでなく、宝石に関する知識も豊富で、パリで最も美しいと言われるシャンゼリゼ大通りで風を切って歩く。
 家庭を切り盛りするだけでなく、大金を出して不動産を売買する。株式からぜいたく品、金からビットコイン、中国国内から国外、さらに、現実の世界からバーチャルの世界にいたるまで、いち早く狙いを定めて登場し、一掃していく「dama」の姿をいたるところで見ることができる。次々に奇跡を起こし続ける「dama」に、世界の商人が注目している。
 複数の経済学専門家が、「dama」は投資する前にいろいろな事を深く考える姿勢が必要で、「期待」と「無情な金融科学」、「冷静」の間には、大きな距離が存在していると警告する。そのため、投資者は投資の前に、経済の動向を正確に把握し、資産の合理的な運用という理念を築き、投資能力と判断力を向上させると同時に、心を落ち着かせなければならない。


■Wifiルーターにパスポート 奇妙な供え物が並ぶ中国の墓参り事情

東北網、3月30日

 間もなく日本の彼岸にあたる清明節を迎える中国で、Wifiルーターやパスポートなどをかたどった供え物用品が店頭に登場し、人気を集めている。
 湖北省武漢市にある供え物店に、紙で作られたWifiルーターが販売され、多くの市民が注目したと伝えた。そして「祖母はパソコンをいじったことはなかったが、ルーターを買えばネットにつないで暇つぶしになるのでは」と肯定的に捉える市民の感想を紹介した。店主によるとWifiルーターは今年初めて売り出したとのことで、用意した30個が2時間足らずで売り切れたという。
 奇抜なお供え物はこれだけにとどまらない。不動産証書、あの世用ICカード、パスポートなどの証書類が14種類入った「あの世証書セット」が今年新たに売り出され、「これさえあれば、生活に困らない」という売り込み文句のもとでよく売れていると別の店主がいう。
 中国人は、あの世とこの世は隣近所のごとくつながっており、この世と同じような生活が営まれていると考える。この世でインターネットが開通すれば、あの世でも開通しているのだ。そしてこの世の住人は、あの世の住人であるご先祖様の生活を支援しなければならず、墓参りの際に紙銭などの財物をかたどった供え物を燃やすことでその「義務」を全うするのである。
 ご先祖様のためとはいえ、それでも「俗っぽさ」は否めない。中国国内の民俗学専門家が「先祖祭りには神聖な雰囲気が必要であり、誤った『拝金主義』の価値観を持ち込んで葬祭文化の荘厳さを破壊してはならない」と苦言を呈したという。


■バスターミナルが不吉な「アレ」に似ていると話題に=ネットではデザイナーのセンスを疑う声も

騰訊新聞、3月31日

 中国湖北省宜昌市の長距離バスターミナルの奇抜なデザインがネットで話題となっている。
 市のランドマークとなっているこのバスターミナル。棺桶を思わせるそのデザインに、ネットでは「バスターミナルを3つの棺桶にしちゃうなんて、このセンスはどこから来るのか」と疑問の声が上がっている。
 同ターミナルは2012年7月1日にオープンしたもの。鉄道の宜昌東駅とともに同市の交通ターミナルとなっている。


中国ちょこっとニュース Vol.177

■中国のネット購入商品、7日以内の返品可能に 理由説明の必要なく

サーチナ、 3月17日

 「世界消費者権利デー」の15日、中国で改正「消費者権益保護法」が施行された。消費者はインターネット販売の商品について、特殊な製品を除き、受け取った日から理由を説明する必要なく7日以内の返品が可能、との規定が含まれる。


■中国で「新鮮な山の空気」の缶詰、都市部住民向けに販売

環球網、3月14日

 英紙デイリー・エクスプレスは13日、「新鮮な山の空気」の缶詰がスモッグに見舞われている中国の都市住民向けに販売されていると報じた。
 中国では今、桃の缶詰でもなく、何かの肉の缶詰でもなく、「空気」の缶詰が流行している。「新鮮な山の空気」を缶に詰め、スモッグに見舞われている中国の都市住民向けに販売されている。
 このアイデアを思い付いたのは、河南省洛陽市の欒川(らんせん)県。同県は「空気の缶詰」を中国全土に売り出す計画を打ち出した。同県観光局の責任者は「第1陣の缶詰は都市住民に無料配布しました。継続して山の新鮮な空気を吸いたければ、お金を払って下さいねということです」と話している。


■中国初の「スモッグ保険」、ネット上で発売 深刻汚染続けば保険金

サーチナ、3月18日

 中国の保険会社が17日、同国初という「スモッグ保険」をインターネット上で発売した。大気汚染指数が
「極めて深刻な汚染」とされる300を超える日が5日間続いた場合、1800元(約3万円)の保険金を支払う。


■青島の稲作で日本の種もみが大人気、中国産価格の100倍でも栽培規模を拡大

青島晩報、3月14日

 山東省青島市藍村の稲作では、他国の品種を栽培する取り組みが拡大しており、中でも日本の種もみの品種が高評価を得ている。
 藍村では1カ月後の米の栽培に向け、農地を耕すなど準備の真っ最中。2013年に日本の種もみを栽培し、生産量や栄養価は一般的な米よりも高く、食感もよかったため今年は500キログラムの種もみを用意し、栽培規模を拡大すると関係者は語っている。
 とはいえ、中国国産の一般的な種もみは500グラムあたり4元(約66円)なのに対し、日本産の種もみは400元(約6600円)と100倍。同村は栽培した日本の種もみの米が一般家庭に愛好され、生産規模の拡大や収益の向上につながることを期待している。


■ノービザな上にロマンチック!中国人女性が最も好きな旅行先とは

北京晨報、3月10日

 中国人女性が最もロマンチックと感じる旅行先はどこだろう?その答えは「モルディブ」だ。このほか、ヨーロッパの古城や教会、ギリシャのエーゲ海、イタリアのベネチアなども、恋人と行く旅行先として人気となっている。
 中国の大手旅行サイトはこのほど、女性の旅行者数千人を対象にオンライン調査を実施。恋人と出かける旅行先として最も人気だったのは「モルディブ」(37%)。また、同調査では、「アイランド・リゾート地」が女性に人気であることが明らかになった。うち、最も人気なのは、中国人がビザなしで滞在できるモルディブと中国人向けに到着ビザを発給しているバリ島で、得票率は50%を超えた。
 そのほか、「一人旅」の旅行先には、回答者の23%が「海南省三亜市など海がある場所」と回答。以下、「チベット自治区」、「雲南省麗江市」と続いた。


■朝起きられないから会社辞めます!新入社員に嘆く企業

金陵晩報、3月10日

 江蘇省大学卒業生就職指導センターが8日に開催した2014年度女子学生合同就職説明・面接会には、就活中の女子学生約5000人が詰めかけ、大盛況となった。
 求職に賭ける学生の意気込みは凄まじいが、会社側はこのような状況に喜び一辺倒でもないようだ。南京奇日ネットワーク科技有限公司の専門職員である劉氏は、「弊社は今年、3つの大学卒業生就職面接・説明会に参加し、500、600通の履歴書を受け取った。しかし、入社して今も勤めているのはわずか3人だ」と話した。
 厳しい書類審査や面接試験をくぐり抜けてきた学生が、なぜすぐに辞めるのか?劉氏はこれについて、次の通り説明した。
 弊社は一度、その理由についてのフィードバック調査を行ったことがある。その結果、90後(1990年代生まれ)の退職理由として、「朝起きられないから」という信じられないものがあった。弊社の始業時刻は午前8時30分、遅刻すると罰金が科されるが、それが不満の種のようだ。実習中も早起きが大きなプレッシャーとなり、結局耐えられなかった人もいる。
 劉氏がどうしても理解に苦しむのは、とんでもない理由で辞職する1990年代生まれは、自分がより満足できる「新しい職場」を見つけてから辞職する訳ではないという点だ。「最初の職場より条件が悪いところに移った人もいる。また突然辞めると言いだし、そのまま離職手続きもしないで去っていった人もいる。従来の常識が通用しないこれらの新入社員を職場に落ち着かせるために、弊社は専門の担当者を派遣、入社期の『大変な時期』を新入社員がスムーズに乗り越えるようサポートするよう手配している。さらには、新入社員に『特別旅行休暇』の取得を認めている」と劉氏は続けた。


中国ちょこっとニュース Vol.176

■北京の民間企業の「平均寿命」は9.2年―国家統計局

北京晨報、3月4日

 3月3日、中国国家統計局の調査チームが昨年、行った調査によると、北京の民間企業の平均存続期間は9.2年だった。このうち、中小企業に関しては、コスト高や資金調達の難しさなどから、大企業よりも4年以上短かった。
 また、このうち7年以上存続している企業は67.7%に達しており、先進国を17.7ポイント以上上回っている。中でも「発展段階」に位置する企業の割合が最も多く、62.1%を占めた。


■中国が世界最大のネットショッピング市場に

新華網、3月11日、

 中国商務部電子商務司の張佩東副司長は、2013年のネットビジネス取引額が10兆元を超え、そのうちネットの小売り売上高が約1兆8500億元だったと明らかにした。この結果、中国は米国を超え、世界最大のネットショッピング市場となったとみられる。
 張佩東氏によると中国のネットビジネス取引額はこの5年間、年80%増のペースで成長している。同席した国家郵政局の幹部によると、ネットビジネスの成長は宅配事業者にも大きな成長機会をもたらしている。宅配業務量は2006年の10億件から、昨年は92億件に激増した。また、昨年のネット小売り取引額1.85兆元のうち、1兆元近くの取引で宅配便が使われた。昨年の宅配業務量92億件のうち、60%がネットショッピングによるものだったという。


■中国初の3Dプリンターによる等身大人物像サービスを開始、お値段は290万円

環球網科技、3月7日

 中国のある写真館が市場初となる等身大人物像の3Dプリントサービスを打ち出した。
 3Dプリンターによる等身大人物像作成サービスを打ち出したのは、中国の写真館「Pinla3D」の南京店。人物像の3Dプリントサービスの価格は、約13センチのミニチュアが1万6000円程度、等身大像となると290万円程度とのことだ。
 作成は簡単だ。店内で数分間の全身スキャンを受けたら、あとは2、3週間後の完成を待つのみだ。同社のサイトでは「家族」、「青春」、「スポーツ」をテーマにしたサンプルを見ることができるが、造形が美しく、色が鮮やかであることが分かる。素材には高分子材料を使用しており、陶磁器のような質感を可能にしたとのことだ。


■ポルトガルの「黄金ビザ計画」が中国人富裕層に人気、これまで8割が中国人

香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト、3月10日

 ポルトガルが海外資金を呼び込むため、2012年10月に開始した「黄金ビザ計画」に基づき、一定額の投資などによって同国の居住権を得たケースがこれまでに542件となり、うち約8割が中国人による申請だったことが分かった。
 「黄金ビザ計画」は、ポルトガルに100万ユーロ(約1億4000万円)を投資するか、または現地で30人の雇用を創出した投資者に対して、本人と直系の家族にポルトガルの居住権を与えるものだ。
 50万ユーロの不動産物件を買った場合も、同国の居住権を申請できる。居住権を得るとシェンゲン協定に基づき26カ国との往来でビザが不要になるほか、6年後にはポルトガル国籍の取得も可能だ。
 ポルトガル不動産協会によると、これまでにこの計画に基づいてビザを発給したケースは542件で、うち中国人が433件だった。中国人では富裕層が申請しており、この計画がポルトガル経済の苦境を救う良薬となる可能性もある。


■男性の平均身長、中国は日韓より低く世界32位

中国新聞社、3月7日

 ここ数年の世界各国の男性平均身長ランキングによると、韓国は174センチで世界18位、日本は170.7センチで29位。これに対し、中国は169.7センチで32位だった。7歳から17歳までの中国男性の平均身長は、同年齢層の日本人男性より2.54センチ低かった。
 中国では青少年の体格が25年連続で低下している。筋力、スピード、瞬発力、耐久力など身体面での技能が軒並み下がり、近視や肥満の学生が増え続けている。北京市が2012年に市内の高校生を対象に実施した体力テストでは、基準に達した学生はわずか1割だった。


■汚れた服を実家に送る大学生、郵政局の新たな市場に?ネット上では「自立心なさすぎ!」の声

中国・紅網、3月11日

 中国国家郵政局市場監督管理司の劉良一副司長が9日、「最近、一部の大学生は汚れた服を実家に送り、また送り返してもらっている。こうした荷物の配送が、中国郵政局の新たな業務のひとつとなった」と話した。この情報に同国のインターネットユーザーたちから、「自立心がなさすぎる」といった批判的な声が続々と上がった。
 こうした大学生は本当に多いのだろうか? 紅網の記者が湖南省長沙市の複数の大学で調査したところ、こうしたケースは一部の学生にとどまることが分かったという。
 ある大学の近くで働く宅配業者のスタッフによると、確かに汚れた服を実家に送り、送り返してもらう学生はいるが、大学のそばにはたくさんのクリーニング店があり、送る時間と費用を考えれば、クリーニングに出した方が安上がりで便利だ。
 ただ、長沙に住むある女性は、実際に大学に通う息子が汚れた服を2カ月に1回ほど送ってくるので、仕方がなく洗って送り返すという。
 こうした状況について湖南省社会科学院の専門家は、「中国の教育環境は成績が唯一の評価基準となっており、子どもたちが家族や教師に頼りっきりで、大学生も独立して暮らす能力に欠ける」と指摘した。
 ネット上でも「家族が甘やかせば、大学生はいつまでも乳離れできない」、「母親が汚れた服を送ってこいと言うが、こっちが断っている」とのコメントがあった。


■恋人へのプロポーズ、指輪の代わりに「家よりも高い」プレゼント

大河網、3月5日

 河南省鄭州市の花園路と農業路の交差点に位置する国貿360広場では1日夜8時、「土豪」(金遣いが荒く品のない金持ち)によるプロポーズが行われた。高級スポーツカー10台のエンジン音が響く中、バラの花束を持った男性が女性にプロポーズし、1000人近くが見守った。
 現場の目撃者によると、高級車10台の中にはフェラーリやランボルギーニ、ベンツなどが含まれ、それぞれ数百万元(数千万円)はする。同日夜、男性はプロポーズをする前に、広場にいた数十人の女性を高級車の回りに呼び集め、プロポーズに協力してくれるように依頼した。プロポーズが始まると、広場のLEDディスプレイに男性から恋人に向けた告白の映像が流れ、見た女性は感激の涙を流し、見守る人たちは次々と携帯電話を取り出して記念撮影していた。
 プロポーズをした男性によると、恋人は事前にはこのことを知らず、現場に駆けつけた高級車の持ち主は男性の友達だという。女性は男性のプロポーズを受け、男性は400万元(約6700万円)相当のフェラーリを彼女に贈った。一部の疑問の声に対して、男性は「高級車でのプロポーズは話題づくりを狙ったものではない」と答えている。


中国ちょこっとニュース Vol.175

■中国経済の成否を占う6つの注目点=経済成長率目標7.5%―金融・通貨・企業の大胆改革、全人代で決定へ

サーチナ、 3月4日

 3月5日、中国で国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開幕、12日までの日程で課題と対応策を討議する。中国の景気減速と金融システム問題は、米国の金融緩和縮小と並ぶ世界経済の不安材料。世界の市場関係者は会議で打ち出される「2014年のマクロ経済運営の基本方針」とその後の決定事項に耳目を集中している。今回の全人代で構造改革と安定成長を両立させるための具体的な方策が示されるかが注目される。
 市場関係者によると、今年の全人代における6つのポイントは以下の通り。
(1)金融財政システム改革
 中国経済をインフラ投資主導型から消費とサービスを中心としたモデルに転換させるためには、金融財政
システムの抜本的な改革が必要である。
(2)経済の安定成長
経済成長については昨年実績より0.2%低い7.5%の成長率を発表することになろう。政府は先進国経済
の回復による輸出増と国内の都市化の進行により、実現可能と見ている。
(3)インフラ事業など投資の抑制
政府は既に設備過剰となっている鉄鋼、セメント、アルミニウム、ガラス、造船などの業種を対象に、2017年
までの新規投資計画を差し止める措置を取っている。
(4)企業の統合・合併の促進
非効率企業の整理・合理化については、技術革新を推進し、省エネ、環境保全、新世代IT産業、バイオ、新規
エネルギー、新素材など戦略的新規産業を育成強化する方策が打ち出される。
(5)汚職の徹底追求
習近平政権は反汚職キャンペーンを積極的に展開。習氏は「ハエだけでなく虎も」と平等に捉えると宣言
しているが、既得権益層からの反発も強く、どこまで切り込めるか。
(6)行政の管理強化と透明性の向上
「中国の夢」を強く打ち出し、内外にアピールすることになろう。


■中国で無差別襲撃、恐怖や苛立ちの声あがる「これは中国の『9・11』テロだ」=中国版ツイッター

新華社、3月2日

 中国の雲南省昆明市の昆明駅で1日夜に起こった無差別襲撃事件に中国のネットユーザーからの書き込み。
「なんて悲しいことだ。本当に悲しい。死亡した方が安らかに眠ることを願う」、
「言葉にもならないほど、辛くてやりきれない」
「この社会はいったいどうなってしまったんだ?」
「(黒ずくめの)制服を着て刃物を持ってだと?これは中国の『9・11』テロだ!黒幕は必ず死刑に処すべき!」
「わが社会は乱れすぎている」
 社会に対する不安を吐露するユーザーも少なくなく、突然発生したこの惨事に多くのユーザーが動揺を隠せない様子が見て取れた。


■中国の都市化率52%に 都市人口7.1億人で欧州人口に並ぶ

サーチナ、3月3日

 中国政府系の研究機関、中国工程院が2月28日、中国の都市化に関する研究リポートを発表した。改革開放が始まってから30年余り。中国の都市化率は当初の17.9%から2012年に52.6%まで上昇し、都市人口は2億人から7億1000万人まで増えた。欧州全体の人口に並ぶ規模だ。


■中国のビジネスエリートに葉巻ブーム、世界4位の消費大国へ

参考消息網、2月26日

 2月26日、英紙タイムズ(電子版)によると、経済成長著しい中国では、国内や海外旅行先で高級葉巻を購入する人が増えている。ビジネスエリートを中心に、キューバ産やドミニカ産などのプレミアムシガーが人気だ。
 北京に駐在するキューバの外交官は「中国のビジネスエリートの間で、社会的地位と成功のシンボルとして、プレミアムシガーが好まれ始めている」と話している。
 中国政府は2013年から葉巻の輸入制限を緩和した。中国産の廉価な葉巻の販売本数も08年から12年にかけて倍増している。関係者によると、中国の葉巻消費量は、現在の世界7位から今年年末には4位になるとみられる


■中国人回答者の4割、「10年以内に中国が世界の最強国になる」

参考消息網、2月28日

 世界3大広告グループの英国・WPPが行った調査によると、中国人の約4割が「10年以内に中国は世界の最強国になる」と認識していることがわかった。
 調査によると、中国人の80%が「現時点での最強国」に「米国」を挙げた。この数字は米国人回答者の66%を大きく上回っている。一方「中国」と回答したのは、中国人が12%、米国人は18%だった。
 また、「10年後の最強国」については、中国人の44%が「中国」、45%が「米国」と答え、拮抗(きっこう)した。
 WPPは「中国が驚くべき経済成長を遂げ、2億人が中所得者層となったことが、こうした楽観的な回答結果につながった」と分析している。


■それでも増え続けるゴーストタウン、中国の終わらない開発ブーム

中国産経済新聞報、3月3日

 急激な都市化が進んでいる中国において、全国各地にゴーストタウンが増え続けている。
 近年、経済発展にともない新たに都市を建設したものの、人が移り住まないために街が荒れ果てる「ゴーストタウン」が増加している。こうした不動産バブルのなれの果てとして最も有名なのは、内モンゴル自治区オルドス市だ。だが似たような有名ゴーストタウンは、江蘇省、河南省、湖北省、遼寧省、雲南などにも存在する。統計によれば、昨年だけで中国各地に12ものゴーストタウンが生まれた。


■大気汚染を追い出せ! 中国重慶の遊園地でパフォーマンス

サーチナ 、3月3日

 中国西部、重慶市にある遊園地「洋人街」では2月28日、スタッフたちが大気汚染に反対し、環境保護、エコを訴えるパフォーマンスを披露した。


中国ちょこっとニュース Vol.174

■広東省東莞市:猛威振るう性サービス撲滅キャンペーン、経済被害は8000億円超に

レコードチャイナ、 2月17日

 2月13日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「東莞市の性サービス摘発、経済被害は500億元(約8500億円)に上る可能性」を掲載した。
 性サービスが盛んで「性都」の異名を持つ広東省東莞市。中国政府は先日来、大々的な取り締まりキャンペーンを展開しているが、現地経済を直撃している。単に性サービス産業に影響があるだけではない。ホテルや外食産業、旅行業など比較的関連が強い分野から化粧品産業、果ては携帯ショップにまで経済的打撃が広がるものと推測されている。
 民生証券高級エコノミストの管清友氏は、経済的な打撃は東莞市のGDPの10%、500億元に達するとの見通しを示した。習近平政権の性サービス摘発の決意はなみなみならぬものがあり、取り締まりは全国に広がっていく可能性もあると指摘している。
 習近平政権は発足以来、汚職官僚摘発キャンペーンを強化。贈答品の授受も厳しく禁じた。この取り締まりは高級ホテル、レストラン、さらには酒造メーカーの業績にまで影響を与えている。性サービス摘発キャンペーンが新たに全国で行われれば、経済にはさらに打撃となりそうだ。


■大胆?無鉄砲?「中国はナチス化」「尖閣領有の主張は成り立たない」と発言―中国社会学者

レコードチャイナ、 2月18日

 17日、中国の著名な社会学者で、人民大学で教鞭をとっている周孝正氏は北京で開かれた会食の際、尖閣諸島や中国の軍拡に関して発言。ユーモアのある語り口で親しまれている同氏とあって発言が収められた動画は注目を集めている。
 周氏は会食のあいさつで、「中国の最大の問題は、トウ小平の"今後100年揺らぐことなく経済を中心に発展する"の路線に背いていることだ。GDP(国内総生産)の増加幅は8%に満たないのに、軍事費は10%の二ケタ成長を見せている。中国は現在ナチス化の道を歩んでいる」と警告。
 さらに尖閣諸島に関しては、「釣魚島(尖閣諸島)について、中国は同島が"古来より中国のもの"との姿勢を突き通しているが、これはひどい主張だ。古来とはなんなのか?中国はモンゴルに支配されていた歴史を持ち、起源をたどればアフリカに行きつく。これでは"古来より"という主張は成り立たない。トウ小平が提唱したように、軍拡競争ではなく経済競争を主体とするべきだ」と指摘した


■ビーチもデパートもないのに中国人観光客が殺到、サンガブリエル成功の秘密―米国

参考消息網、2月14日

 2月12日、米紙ロサンゼルス・タイムズによると、米カリフォルニア州サンガブリエル・バレーが「中国人観光客の街」として目覚ましい発展を遂げている。
 米国を訪問する中国人観光客の約3分の1がロサンゼルスを経由する。その中国人たちに人気なのがサンガブリエル・バレーだ。人口わずか4万人の小さな街には高級デパートもビーチもない。実は中国人観光客の目的はおいしい中華料理を食べることなのだ。
 サンガブリエル・バレーには1980年代に最初のチャイナタウンが形成された。当初は郊外に位置していたが、次第に街の中心部へと移動していく。その後、チャイナタウンは発展を続け、今ではまごうことなき中国の街に変貌した。
 中華料理のレストランも多く、それをお目当てにする中国人観光客が多い。せっかくの海外旅行なのだから米国の料理を味わえばいいようなものだが、多くの中国人は海外でもおなじみの中華料理を食べたがる。かくしてこの居心地のよい街が中国人観光客の人気を集めるようになったというわけだ。
 2004年にヒルトンホテルが開業したが、1年を通じて入室率90%超という驚異的な業績をたたき出している。中国人客を目当てに新たな高級ホテルの建設も進められるなど、旅行業が街に熱気をもたらしている。


■広東初の「赤ちゃんポスト」、旧正月中に多くの捨て子、10日間で33人―中国

新華社、2月13日

 1月28日に設置された広東省で初めての「嬰児安全島(赤ちゃんポスト)」は、春節(旧正月)に捨て子保護のピークを迎えた。
 広州市民政局によると、開設された当日夜に赤ちゃん1人を保護してから、2月7日までに合計33人を保護した。うち2人は新生児で病状が重く、病院で手当てを受けている。
 親が育てられない子供を受け入れる「赤ちゃんポスト」が中国国内で河北省や天津市、内モンゴル自治区など10都市、25カ所で運用されている。「棄嬰安全島」と呼ばれている。このほかに18都市が設置を検討中だ。


■おじいちゃんが孫のために造ったランボルギーニ、「原付バイクより速いよ」―中国河南省

中国網、2月17日

 河南省で孫の面倒を見る郭さん(50歳代)が半年かけて、5000元余り(約8万4千円)でシルバーのオープンカー「ランボルギーニ」を作成した。ボンネットやハンドル、ランボルギーニのエンブレムはネットで購入。バックミラーなどの小物もきちんと付いている。
 孫に遊ばせるために作った。「孫の送り迎えにも使えるし、原付バイクより速い」と郭さん。
 郭さんの腕前に警察官も感心しきりだったが、公道を走ることは決してはいけないと警告した。但し、公園などで、低速で遊ぶのは許可された。


■中国の男性、340万円分の紙幣で折り紙のバラ999本を作りプロポーズ―浙江省杭州市

浙江在線、2月13日

 今年の春節にガールフレンドの実家に一緒に帰省した浙江省杭州市に住む陳さんは、ガールフレンドの両親と話している時に結婚の意志を伝えた。ガールフレンドの母親は言葉にして反対はしなかったものの、会話の中で陳さんに住宅や車を購入してほしいという希望を伝えた。
 春節期間中のこの穏やかならぬ会話が陳さんに刺激を与えることになった。陳さんは考えた末に5年かけて貯めた貯金20万元(約340万円)を引き出して折り紙のバラの花999本を作り、ガールフレンドにプロポーズした。



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プロフィール

安藤チャンめぐみ

安藤チャンめぐみさん
中国上海出身。上海で大学を卒業後に来日。東京大学大学院で農学生命科学研究科の修士課程を経て、ドイツ系企業バイエルのグループ企業に就職してマーケティングや貿易業務に従事。日中間の架け橋的なビジネスに注力したいと退職し独立した。現在、日中間のビジネスを開拓しながら、某テレビ局で中国全般に関するニュースなどの通訳・翻訳の仕事、取材同行などに携わっており、5年以上の実績がある。最近は日本と中国の起業家精神や女性の自立心の違いにも注目している。

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